猫が脱走して帰ってくる確率を上げるには?最初にやることと探し方

猫が脱走したときは、遠くを探す前に「家の近くへ戻す準備」をすぐにすることが大切です。
猫が脱走して帰ってくる確率を上げるには、最初の行動が大切
猫が脱走したとき、いちばん気になるのは 「帰ってくるのか」「帰ってくる確率を上げるには何をすればいいのか」 だと思います。
私も猫と暮らしてきたので、もし脱走されたら頭が真っ白になると思います。 すぐに遠くまで探しに行きたくなりますが、まず大事なのは 家の近くで戻ってこられる状態を作ることです。
完全室内飼いの猫は、外に慣れていません。 脱走しても、最初から遠くまで堂々と歩いていくというより、家の近くの物陰に隠れていることがあります。
つまり、脱走直後は「遠くを探す」より先に、 家のまわりに猫が戻りやすい手がかりを作ることが、帰ってくる可能性を上げるうえで重要です。
猫が脱走した直後にやること
玄関や庭にニオイの手がかりを置き、家の近くを静かに探し、見つけても追いかけず、家の中へ誘導する準備をします。
帰ってくる確率を上げるために、まず家の中を確認する
まず最初に、猫が本当に外へ出たのかを確認します。
猫は意外な場所に隠れます。 押し入れ、クローゼット、洗濯機の裏、ベッドの下、布団の中、家具のすき間など、家の中にいるのに見つからないこともあります。
家の中を確認しながら、玄関、窓、網戸、勝手口、ベランダなど、どこから出た可能性があるかも見ます。 出た場所が分かれば、そこを中心に対策しやすくなります。
ニオイのついたものを玄関や庭に置く
猫が脱走して帰ってくる確率を上げるために、すぐやりたいのが 猫自身のニオイがついたものを出入口付近に置くことです。
猫はニオイを頼りにします。 外でパニックになっていても、自分のニオイがする場所に気づけば、家の近くへ戻る手がかりになる可能性があります。
玄関から出た可能性が高いなら玄関前へ。 庭や勝手口、ベランダから出た可能性があるなら、その出入口付近に置きます。
ただし、トイレ砂を大量にまいたり、敷地外に広げたりする必要はありません。 近所迷惑にならない範囲で、雨に濡れにくい場所に置く程度で十分です。
外にエサを置きっぱなしにしない
猫を呼び戻したくて、外にエサを置きたくなるかもしれません。
しかし、エサを外に置きっぱなしにすると、近所の猫やカラスなどが来ることもあります。 脱走した猫が戻ってきても、外で食べて満足してしまい、家の中に入らない可能性もあります。
使うなら、猫の姿を確認できたときに、玄関の中側へ誘導するために使うのがよいです。 チュールや好物は、できるだけ家の中に置きます。
監視カメラや人感センサーで、戻ってきた瞬間を逃さない
猫は昼間より、夜中や明け方にそっと戻ってくることがあります。
飼い主がずっと玄関に張り付いているのは難しいので、可能なら監視カメラを置くと安心です。 玄関前や庭に置いたトイレ、毛布、出入口付近が映るようにします。
監視カメラがない場合は、人感センサー式のチャイムも使えます。 映像は見られませんが、玄関前や庭に何かが近づいたことに気づけます。
監視カメラがない場合の代用品
玄関前や庭に人感センサー式のチャイムを置く方法もあります。 猫が近づいたときに室内で音が鳴れば、戻ってきたタイミングを逃しにくくなります。
家の近くを静かに探す
猫が脱走すると、遠くへ行ってしまったと思いがちです。
しかし、完全室内飼いの猫は外に慣れていないため、家の近くでじっと隠れていることがあります。 まずは自宅周辺を、猫目線で丁寧に探します。
名前を呼ぶときは、大声ではなく、いつもの声で静かに呼びます。 パニックになっている猫は、大きな声や足音に驚いて、さらに奥へ隠れてしまうことがあります。
猫を見つけても追いかけない
猫の姿を見つけると、すぐに捕まえたくなります。
でも、ここで走って近づくと、猫が驚いてまた逃げてしまうことがあります。 外にいる猫は、飼い主を見ても普段どおりに寄ってくるとは限りません。
大切なのは、捕まえることよりも、 猫が自分から家の中へ入る流れを作ることです。
玄関を少し開けて、チュールなどで中へ誘導する
猫が玄関前や庭に戻ってきたら、玄関ドアを少しだけ開けます。
そのうえで、チュールなどの好物を玄関の中側に置きます。 外に置きっぱなしにするのではなく、猫が一歩、二歩と家の中へ入るように誘導します。
焦って手を伸ばすと、あと少しのところで逃げられることがあります。 猫が入るまでは、できるだけ落ち着いて待ちます。
夜中でも玄関ドアは開けっぱなしにしない
猫が戻ってくるかもしれないと思うと、玄関を開けっぱなしにしたくなります。
しかし、防犯面を考えると、夜中に玄関を開けたままにするのは危険です。
玄関の外にはニオイのついたものを置き、カメラや人感センサーで様子を見る。 夜間は玄関を閉めて施錠する。 この形が現実的です。
保健所・動物愛護センター・警察にも連絡する
猫が見つからない場合は、家の周辺を探すだけでなく、関係機関にも連絡します。
誰かが保護してくれている可能性もあります。 首輪やマイクロチップ、猫の特徴、脱走した日時と場所、写真を用意して連絡すると伝わりやすいです。
帰ってきたら、すぐ再脱走を防ぐ
猫が無事に帰ってきたら、本当にほっとすると思います。
ただ、一度脱走した場所から、また出てしまう可能性があります。 帰ってきた直後は、まず玄関や窓を閉め、猫を静かな部屋で落ち着かせます。
落ち着いたら、玄関、窓、網戸、ベランダ、勝手口など、どこから出たのかを見直します。
次の脱走に備えてAirTagも検討したい
AirTagは完全な位置追跡ではありませんが、家の近くに隠れている猫を探す手がかりになることがあります。 脱走後ではなく、普段から首輪や迷子札とあわせて備えておくと安心材料になります。
まとめ|猫が脱走したら、帰ってくる確率を上げる行動をすぐにする
猫が脱走したとき、帰ってくる確率を少しでも上げるには、初動が大切です。
まず家の中を確認し、出た可能性がある場所にニオイの手がかりを置く。 家の近くを静かに探す。 監視カメラや人感センサーで、戻ってきた瞬間を見逃さない。 姿を見つけても追いかけず、好物で家の中へ誘導する。
猫が脱走すると、飼い主はどうしても慌てます。 でも、完全室内飼いの猫は、意外と家の近くに隠れていることもあります。
遠くを探す前に、まずは家のまわりで 猫が戻ってこられる状態を作ってください。





