子猫は生後すぐに迎えない方がいい?母猫から早く離すと噛み癖が残ることも

子猫は小さければ小さいほどかわいい。 そう思って、できるだけ早く家に迎えたいと考える人もいるかもしれません。
でも、私自身の経験から言うと、子猫をあまりに早く母猫から引き離してしまうのは、 後々の行動面に影響が出ることがあると感じています。
我が家で飼っていた猫は、生後2週間ほどでもらってきた猫でした。 本当に小さくて、ミルクをあげながら育てたような記憶があります。
ただ、その猫には生涯を通じて強い噛み癖が残りました。 遊んでいる時だけでなく、気に入らないことがあると本気で噛むこともあり、 お客さんに噛みついてしまったこともあります。
もちろん、すべての猫がそうなるわけではありません。 オス・メスの違い、もともとの性格、育った環境、人との接し方など、 いろいろな要素が関係します。
それでも今振り返ると、 「もう少し母猫や兄弟猫と一緒に過ごしてから迎えていれば、違ったのかもしれない」 という思いがあります。
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生後すぐの子猫は、まだ学ぶことがたくさんある
生まれたばかりの子猫は、まだ体も心も未熟です。 母猫のおっぱいを飲み、体温を保ち、排泄を助けてもらいながら、 少しずつ生きる力を身につけていきます。
それだけではありません。 母猫や兄弟猫と一緒に過ごす中で、猫同士の距離感や力加減も覚えていくのだと思います。
たとえば、兄弟猫とじゃれている時に強く噛みすぎれば、相手が嫌がる。 母猫にしつこくすれば、たしなめられる。 そうしたやり取りの中で、「どこまでやると相手が嫌がるのか」を学んでいくのかもしれません。
人間がいくら大切に育てても、母猫や兄弟猫からしか学べないことがある。 私はそう感じています。
我が家の猫は、生涯噛み癖が続いた
うちの猫は、生後2週間ほどで我が家に来ました。 まだ本当に赤ちゃんで、家族みんなで大切に育てました。
でも、成長するにつれて噛み癖が目立つようになりました。 遊んでいるうちに興奮して噛む。 触られるのが嫌になると噛む。 気分が乗らない時に近づくと、急に噛む。
甘噛みというより、かなり痛い噛み方をすることもありました。
家族は慣れているので、「このタイミングは危ないな」と分かるようになります。 でも、お客さんには分かりません。
実際に、お客さんに噛みついてしまったこともありました。 猫に悪気があったわけではないと思います。 ただ、人との距離感や噛む力加減が、うまく身についていなかったのかもしれません。
体験から感じたこと
生後すぐに迎えた猫はとてもかわいい反面、母猫や兄弟猫と過ごす時間が短いことで、 噛み癖や距離感の問題が残ることもあると感じました。 もちろん個体差はありますが、子猫を迎える時期は慎重に考えた方がいいと思います。
最低でも2か月くらいは母猫と暮らした猫の方が安心かもしれない
個人的には、子猫を迎えるなら、最低でも生後2か月くらいまでは母猫や兄弟猫と一緒に過ごした猫の方が安心だと思っています。
生後2か月というのは、子猫が少しずつ離乳し、体も安定し、兄弟猫との遊びを通じて社会性を学ぶ時期でもあります。
もちろん、保護猫などの場合は事情が違います。 母猫がいない、外で危険な状態にある、すぐに保護しなければ命に関わる。 そういうケースでは、生後間もない子猫を人が育てるしかないこともあります。
ただ、「小さい方がかわいいから」「赤ちゃんのうちから育てたいから」という理由だけで、 早すぎる時期に母猫から離してしまうのは、できれば避けた方がいいと思います。
母猫は、子猫に大切なことを教えているのかもしれない
猫のしつけというと、人間が教えるものだと思いがちです。 でも、実際には母猫や兄弟猫から学ぶことも大きいのではないでしょうか。
強く噛みすぎないこと。 しつこくしすぎないこと。 相手が嫌がったらやめること。 危ないものに近づかないこと。
こうしたことは、人間が言葉で教えられるものではありません。 猫同士の関わりの中で、自然と覚えていく部分があるのだと思います。
うちの猫は、そうした時間がかなり短かった猫でした。 だからこそ、噛み癖が残ってしまったのではないか。 今でもそう考えることがあります。
早く迎えた子猫が必ず問題行動を起こすわけではない
ここで誤解してほしくないのは、 「早く迎えた猫は必ず問題行動を起こす」という話ではないということです。
生後間もなく保護されても、穏やかに育つ猫もいます。 逆に、母猫と長く過ごしていても、噛み癖が強い猫もいます。
猫の性格は本当にさまざまです。 オスかメスか、臆病か活発か、人に慣れやすいかどうかでも変わります。
ただ、子猫を迎える側としては、 「小さいほどいい」と単純に考えない方がいい。 これは強く伝えたいことです。
子猫を迎える前に確認したいこと
子猫を迎える時は、かわいさだけで決めずに、次のような点も確認しておくと安心です。
- 生後どのくらい経っているか
- 母猫や兄弟猫とどのくらい一緒に過ごしたか
- 離乳は済んでいるか
- トイレは覚えているか
- 人に触られることに慣れているか
- 噛み癖や威嚇などがないか
特に初めて猫を飼う人ほど、あまりに小さな子猫を迎えるのは大変です。 ミルク、排泄、体温管理、夜鳴き、体調不良への対応など、 想像以上に気を使うことが多いからです。
もし噛み癖のある猫を迎えたら
すでに噛み癖のある猫と暮らしている場合は、 無理に叱りつけるよりも、噛まれる状況を減らすことが大切だと思います。
手で直接じゃらさない。 興奮してきたら遊びを止める。 嫌がる触り方をしない。 来客時は無理に触らせない。
猫が悪いというより、人間側が「この子はここまでが限界なんだ」と理解する必要があります。
うちの猫も、家族はだんだん扱い方を覚えました。 でも、それでも完全に噛み癖が消えることはありませんでした。 だからこそ、子猫の時期に母猫や兄弟猫と過ごす時間は大事だったのかもしれないと思うのです。
まとめ:子猫は小さければいい、とは限らない
生後間もない子猫は、本当にかわいいです。 小さな体で鳴いている姿を見ると、すぐにでも連れて帰りたくなる気持ちはよく分かります。
でも、子猫にとっては、母猫や兄弟猫と過ごす時間も大切です。 その時間の中で、噛む力加減や猫同士の距離感を学んでいる可能性があります。
我が家の猫は、生後2週間ほどで迎えたこともあり、生涯噛み癖が続きました。 もちろん、それだけが原因とは言い切れません。 でも、もう少し母猫と一緒に過ごしていたら違ったのではないか、という後悔は残っています。
これから子猫を迎える人には、 「できるだけ小さい子を迎えたい」と考える前に、 その子が母猫や兄弟猫と十分に過ごせたかどうかも考えてほしいです。
猫との暮らしは長く続きます。 迎えた後に後悔しないためにも、子猫を迎える時期は慎重に考えることをおすすめします。



