脱走対策

猫が脱走したらまずやるべきこと|トイレのニオイと玄関誘導が大切

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猫が脱走したときは、遠くを探す前に「家の近くへ戻す準備」をすぐにすることが大切です。

猫が脱走したら、まずやるべきこと

猫が脱走したとき、飼い主は頭が真っ白になります。

「どこまで行ってしまったのか」
「車にひかれたらどうしよう」
「もう戻ってこないのではないか」

そう考えると、すぐに外へ飛び出して探し回りたくなります。 もちろん探すことも大切です。

ただ、私が今ならまずやると思うのは、 猫が自分で戻ってこられる状態を、玄関まわりに作ることです。

完全室内飼いの猫は、外に慣れていません。 脱走しても、最初から遠くまで堂々と歩いていくというより、家の近くで身を隠していることも多いです。

だからこそ、脱走に気づいた直後の対応がとても重要になります。

最初にやることは、猫を探すことだけではありません。
猫が戻ってきたときに「ここが家だ」と分かるように、玄関や庭にニオイの手がかりを作っておくことが大切です。

ニオイのついたトイレを玄関や庭に出す

猫が脱走したら、まずやりたいのが ニオイのついたトイレを玄関や庭に出すことです。

きれいに掃除した新品の砂ではなく、猫自身のニオイが残っているトイレやトイレ砂を使います。

猫は人間が思っている以上に、ニオイを頼りにしています。 外に出てパニックになっていても、自分のニオイがする場所に気づけば、家の近くまで戻ってくるきっかけになるかもしれません。

玄関から出た可能性が高いなら玄関前。 庭や勝手口、ベランダから出た可能性があるなら、その出入口付近に置きます。

  • 猫が使っていたトイレ
  • 使用済みのトイレ砂
  • いつも寝ていた毛布
  • お気に入りのクッション
  • 猫のニオイがついたタオル

こうしたものを、出ていったと思われる場所の近くに置いておきます。

できれば監視カメラ、なければ人感センサーを置く

可能であれば、トイレが見える範囲に監視カメラを置いておくと安心です。

猫は昼間よりも、夜中や明け方にこっそり戻ってくることがあります。 飼い主が玄関に張り付いていられればいいのですが、現実にはずっと見ているのは難しいです。

そこで、玄関前や庭に置いたトイレが映るように、簡易的な見守りカメラを設置します。

  • 玄関前のトイレが映る位置に置く
  • 庭や勝手口付近が映るようにする
  • 夜間でも確認できるカメラだと便利
  • スマホで通知が来るタイプだと気づきやすい

ただし、監視カメラを持っていない人も多いと思います。 その場合は、人感センサー式のチャイムを使う方法もあります。

たとえば、リーベックスの人感センサーコールセットのような商品を、玄関前や庭のトイレ付近に置いておけば、猫や人が近づいたときに室内の受信機で知らせてくれます。 Amazonの商品ページでも、リーベックスの「ワイヤレス チャイム インターホン 人感センサーコールセット LCW60」は、人感センサーと受信チャイムのセットとして掲載されています。

カメラのように映像で確認はできませんが、 「何かが玄関前に来た」ことに気づけるだけでも大きいです。 夜中に猫がそっと戻ってきたとき、完全に見逃してしまう可能性を減らせます。

監視カメラがない場合の代用品

監視カメラがない場合は、玄関前や庭に人感センサー式のチャイムを置く方法もあります。 猫がトイレや玄関付近に近づいたとき、室内でチャイムが鳴れば気づくきっかけになります。

例:リーベックス 人感センサーコールセット LCW60

  • トイレの近くに人感センサーを向ける
  • 玄関前や庭の動きに反応する位置に置く
  • チャイムが鳴っても、すぐ外へ飛び出さない
  • 猫の姿を確認したら、玄関内のごちそうで誘導する

注意点として、人感センサーは猫以外にも反応します。 人、鳥、風で揺れる植物、近所の猫などに反応することもあります。

それでも、何もないよりはずっと安心です。 猫が戻ってくる可能性のある玄関まわりに「気づける仕組み」を作っておくことが大切です。

監視カメラは「映像で確認できる」のが強みです。人感センサーは「近づいた気配に気づける」のが強みです。 どちらも、猫が夜中に戻ってきたときの見逃し防止に役立ちます。

夜中でも玄関ドアは開けっぱなしにしない

猫が戻ってくるかもしれないと思うと、玄関ドアを開けっぱなしにしておきたくなります。

しかし、防犯面を考えると、夜中に玄関を開けたままにするのは危険です。

玄関の外にはトイレやニオイのついたものを置いたままで構いません。 ただし、夜間は玄関ドアを閉め、必ず施錠しておいた方がいいです。

猫も大切ですが、家族の安全も守らなければいけません。

  • トイレは玄関外や庭に置いたままにする
  • 玄関ドアは閉める
  • 夜間は必ず施錠する
  • カメラや物音で猫の気配を確認する

「猫のために開けておく」ことと、「防犯を無視する」ことは別です。 ここは冷静に判断したいところです。

猫が玄関前に来たら、すぐ追いかけない

監視カメラや物音で、猫が玄関前に来ていることに気づいたとします。

このとき、焦って外へ飛び出してはいけません。

猫は外に出ている時点で、かなり警戒しています。 飼い主の姿を見ても、いつものように抱っこできるとは限りません。

大きな声で呼んだり、走って近づいたりすると、驚いてまた逃げてしまう可能性があります。

姿が見えたら、まずは落ち着くことです。

  • 大声を出さない
  • 走って近づかない
  • 捕まえようと急がない
  • いつもの声で静かに呼ぶ

猫が玄関近くまで来ているなら、家に戻りたい気持ちはあるはずです。 無理に捕まえるより、家の中へ入る流れを作る方が安全です。

玄関を少しだけ開けて、チュールなどで中へ誘導する

猫が玄関前をウロウロしているのを確認できたら、玄関ドアを少しだけ開けます。

そのうえで、チュールなど猫が大好きなごちそうを玄関の中に置きます。

ポイントは、食べ物を外に置きっぱなしにしないことです。 外で食べて満足してしまうと、そのまままたどこかへ行ってしまう可能性があります。

食べ物は、できるだけ玄関の中側に置きます。 猫が一歩、二歩と家の中へ入るように誘導するためです。

  • 玄関ドアを少しだけ開ける
  • チュールや好物を玄関の中に置く
  • 外に食べ物を置きっぱなしにしない
  • 猫が自分から入るのを待つ

このときも、焦って手を伸ばさない方がいいです。 あと少しのところで逃げられると、次はさらに警戒してしまいます。

家に入ったら、すぐ玄関を閉めて施錠する

猫が家の中に入ったら、すぐに玄関を閉めます。

そして、必ず施錠します。

一度入ったからといって、安心してはいけません。 猫は興奮しているので、また外へ飛び出そうとすることがあります。

玄関を閉めたら、まず猫を落ち着けます。 無理に抱っこしたり、強く叱ったりせず、静かな部屋へ誘導します。

  • 玄関をすぐ閉める
  • すぐに施錠する
  • 再脱走しないように室内ドアも閉める
  • 猫を静かな場所で落ち着かせる

帰ってきた直後は、猫も飼い主も興奮しています。 まずは再脱走を防ぐことを最優先にしましょう。

脱走後は、意外と遠くへ行っていないこともある

猫が脱走すると、飼い主は「もう遠くへ行ってしまった」と考えてしまいます。

しかし、完全室内飼いの猫は、外の世界に慣れていません。 遠くへどんどん歩いていくというより、家の近くの物陰に隠れていることもあります。

車の下、植え込み、隣家との隙間、室外機の裏、物置の下。 人間から見るとすぐ近くでも、猫にとっては身を隠せる場所です。

だからこそ、脱走直後に遠くばかり探すのではなく、まずは家の周辺を丁寧に見ます。

  • 玄関まわり
  • 車の下
  • 隣家との隙間
  • 植え込みの中
  • 物置や室外機の裏
  • ベランダ下

名前を呼ぶときも、いつもの声で静かに呼びます。 パニックになって大声を出すと、猫がさらに隠れてしまうことがあります。

すぐにやることが重要

猫の脱走は、時間が経つほど難しくなります。

外にいる時間が長くなるほど、猫は移動するかもしれません。 雨や寒さ、車、他の動物、人の声など、危険も増えます。

だからこそ、脱走に気づいたらすぐに動くことが大切です。

脱走直後にやること

  • 家の中に本当にいないか確認する
  • 玄関や庭にニオイのついたトイレを置く
  • 可能なら監視カメラを置く
  • 家の周辺を静かに探す
  • 夜間は玄関を閉めて施錠する
  • 姿が見えたら追いかけず、玄関内のごちそうで誘導する

帰ってきたあとも油断しない

無事に帰ってきたら、本当にほっとすると思います。

ただ、そこで終わりではありません。

猫が一度外に出てしまったということは、同じ場所からまた出てしまう可能性があります。 玄関、窓、網戸、ベランダ、勝手口などを見直す必要があります。

  • 玄関を開ける前に猫の居場所を確認する
  • 網戸にロックをつける
  • 窓を少し開けるときも脱走防止をする
  • 来客時や荷物の搬入時は猫を別室に入れる
  • 家族全員で脱走対策を共有する

猫は一瞬のすき間から外へ出てしまいます。 「うちの子は大丈夫」と思っていても、好奇心や物音に反応して飛び出してしまうことがあります。

脱走前の備えとして、AirTagも検討しておきたい

猫が無事に帰ってきたあとに考えたいのが、次に脱走したときの備えです。

完全な位置追跡ではありませんが、AirTagを首輪につけておくと、 近くにいる可能性を探る手がかりになることがあります。 特に、家の近くに隠れている猫を探すときは、何もないより安心材料になります。

関連記事:猫にAirTagをつけるのはあり?脱走対策としてできること

まとめ|猫が脱走したら、まず家に戻れる道を作る

猫が脱走したら、まず大事なのは 猫が家に戻ってこられる手がかりを作ることです。

ニオイのついたトイレを玄関や庭に置く。 可能なら監視カメラで確認する。 夜間は防犯のため玄関を閉めて施錠する。 猫が戻ってきたら、チュールなどのごちそうを玄関の中に置いて、家の中へ誘導する。

そして、家の中に入ったらすぐに玄関を閉め、施錠します。

猫の嗅覚は、人間が思う以上に頼りになります(人間の数万〜数十万倍)。 脱走してすぐなら、まだ家の近くにいる可能性もあります。

だからこそ、迷っている時間がもったいないです。

大切なのは、遠くを探す前に、まず家のまわりで戻ってこられる準備をすること。 脱走に気づいたら、すぐに動いてください。

猫との暮らしで後悔を減らすためにも、普段から「もし脱走したら何をするか」を家族で決めておくと安心です。

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