老猫のトイレは1階にも必要だった|足腰が弱った猫にしてあげればよかったこと

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猫も年を取ると、少しずつ足の筋力が弱っていきます。

若い頃は何でもなかった階段も、老猫になると大きな負担になります。

うちの猫は、長い間2階で生活していました。 そのため、猫用トイレも2階に置いていました。

でも今思えば、老猫になった時点で、1階にもトイレを置いてあげるべきだったと思っています。

老猫になると、階段を上がるだけでも大変になる

若い頃の猫は、階段を軽々と上り下りします。

でも老いると、後ろ足の力が弱くなり、階段を上るのがやっとという状態になっていきます。

うちの猫も、年を取ってからは2階へ上がるのが大変そうになっていました。

気づいた時は、抱っこして階段を上げてあげました。

でも、飼い主がいつでも気づけるわけではありません。

まして猫は夜に家の中を移動することもあります。 家族が寝ている時間に、1階と2階を行き来しようとしていたかもしれません。

今思えば、猫が「階段を上がりたくない」と思い始めた時点で、生活環境を変えてあげるべきでした。

夏は1階のソファーで寝ることが増えていた

夏になると、2階より1階の方が涼しいことがあります。

うちの猫も、暑い時期になると2階に上がってくることが少なくなり、1階のソファーで寝ていることが増えました。

その時点で、もっと気づくべきでした。

「最近、2階に来ないな」

そう思った時に、単に涼しい場所を選んでいるだけではなく、階段を上がるのがつらくなっていた可能性も考えるべきだったのです。

猫は言葉で「階段がつらい」とは言えません。

だからこそ、行動の変化を飼い主が見逃してはいけなかったのだと思います。

1階の台所のシンクで用を足そうとした

ある日、うちの猫が1階の台所のシンクで用を足そうとしたことがありました。

最初は本当に驚きました。

でも、今になって考えると、もしかすると認知症のような状態になっていたのかもしれません。

あるいは、シンクの形が猫用トイレに似て見えたのかもしれません。

猫としては、悪いことをしているつもりではなかったと思います。

2階のトイレまで行きたい。 でも階段を上がるのがつらい。 トイレの場所がわからなくなった。

そんな中で、近くにあったシンクをトイレのように感じたのかもしれません。

慌てて2階に連れて行き、トイレをさせました。

その後は、猫用オムツを使うようになりました。

粗相ではなく、老猫からのサインだった

若い猫がトイレ以外の場所で用を足すと、「粗相」と思ってしまうことがあります。

でも老猫の場合は、単なる粗相ではないことも多いと思います。

足腰が弱っている。 トイレの段差がつらい。 トイレまでの距離が遠い。 認知機能が落ちている。 病気で排泄の感覚が変わっている。

そうした変化が重なって、今までできていたことができなくなっていくのだと思います。

だから、老猫のトイレ失敗を見た時に、まず考えるべきなのは叱ることではありません。

「この子には、今のトイレ環境がもう合っていないのかもしれない」

そう考えてあげることが大切だったのだと思います。

老猫のトイレ環境でやっておけばよかった対策

今なら、老猫のためにできる対策はいくつもあります。

私が当時もっと早く気づいていれば、次のようなことをしてあげたかったです。

対策理由やっておけばよかったこと
1階にも猫用トイレを置く階段を上がらなくても排泄できる2階だけでなく、1階のソファー近くにもトイレを置く
段差の低いトイレに変える足腰が弱ると、トイレをまたぐだけでも負担になる入口が低く、入りやすい老猫向けトイレにする
トイレの数を増やす移動距離が短くなり、失敗を減らしやすいよく寝る場所・水飲み場の近くに追加する
ペットシーツを併用するトイレまで間に合わない時の保険になるソファー周辺や通り道に敷いておく
夜間の動きを見守る夜に困っていることに気づける見守りカメラで、夜の行動を確認する
オムツを検討する排泄の失敗が増えた時の負担を減らせる嫌がらないか様子を見ながら、必要に応じて使う
動物病院に相談する病気や痛みが隠れていることもある急に失敗が増えたら、老化だけと決めつけない

老猫のトイレは「今まで通り」で考えてはいけない

猫は環境の変化を嫌う動物です。

だから、若い頃は「トイレの場所を変えない方がいい」と考えることもあります。

でも老猫になると、話は少し変わります。

今まで通りの場所にトイレがあっても、そこまで行けなくなることがあります。

今まで使えていたトイレでも、またぐのがつらくなることがあります。

今まで覚えていた場所でも、認知機能の低下で迷ってしまうことがあるかもしれません。

つまり老猫にとっては、「今までと同じ」が必ずしも優しさではないのです。

年齢に合わせて、トイレの場所も、数も、形も見直してあげる必要がありました。

当時は猫の介護情報がほとんどなかった

今でこそ、老猫の介護について調べれば、いろいろな情報が出てきます。

猫用オムツ、老猫向けトイレ、ペットシーツ、見守りカメラ、滑り止めマット、段差対策グッズ。

便利なものも増えました。

でも、うちの猫が老いていった頃は、猫の介護に関する本も少なく、ネットで簡単に調べられる時代でもありませんでした。

だから、正直に言えば、至らないところだらけだったと思います。

もっと早く気づいてあげればよかった。

1階にもトイレを置いてあげればよかった。

夜の様子をもっと気にしてあげればよかった。

そう思うことが、今でもあります。

今なら、1階にも2階にもトイレを置いてあげたい

もし今、同じように老猫と暮らすなら、私は迷わず1階にも2階にもトイレを置きます。

猫がよく寝る場所の近くに、段差の低いトイレを置きます。

失敗しそうな場所にはペットシーツを敷きます。

必要なら見守りカメラも使います。

夜中に猫が困っていないか、暑い日に2階へ上がれずに我慢していないか、もっと気にしてあげると思います。

老猫のトイレは、飼い主の都合ではなく、猫の足腰と生活場所に合わせて増やしてあげるべきでした。

老猫のトイレ失敗で責めるべきは猫ではない

老猫がトイレを失敗すると、掃除も大変です。

においも気になります。

場所によっては、家族が慌ててしまうこともあります。

でも、そこで猫を責めてはいけないと思います。

猫は好きで失敗しているわけではありません。

体が思うように動かない。 トイレまで行けない。 場所がわからない。 間に合わない。

そういう状態になっているだけかもしれません。

責めるのではなく、環境を変える。

叱るのではなく、できるだけ失敗しにくい場所を用意する。

それが老猫への優しさだったのだと思います。

まとめ:老猫になったらトイレは複数置いてあげてほしい

老猫になると、足の筋力が弱ります。

若い頃は簡単に上れた階段も、大きな負担になります。

うちの猫は2階にトイレがありましたが、老いてからは1階で過ごす時間が増えていました。

その時点で、1階にもトイレを置いてあげるべきでした。

台所のシンクで用を足そうとした時、私は驚きました。

でも本当は、猫が困っていたサインだったのかもしれません。

老猫のトイレ失敗は、ただの粗相ではありません。

足腰の衰え、認知機能の低下、病気、トイレ環境の不便さ。

いろいろな理由が重なって起きることがあります。

もし今、老猫と暮らしている方がいたら、ぜひ早めにトイレ環境を見直してあげてください。

1階にも2階にもトイレを置く。 段差の低いトイレにする。 よく寝る場所の近くに置く。 夜の様子を見守る。 必要なら動物病院に相談する。

たったそれだけで、猫の不安や負担を減らしてあげられるかもしれません。

私自身、もっと早く気づいてあげればよかったと、今でも思っています。

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